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三角関数を教える必要があるかが、ネットで論争になっていました。
この論争を見ながらあらためて勉強というものを考えてみました。
誰が話していたか忘れてしまったのですが、勉強とは先人が発見した事を追体験することだと言われています。
私自身は勉強とは武器を作ることだと考えています。
三角関数の論争は、その先人の知恵の何を身に付けるべきかの論争をしているんだと思いました。
人はそれぞれ生きている世界が違います。それぞれの世界で生きていく為の武器は違います。
歌手なら、歌が上手いことや、人の心がわかることが武器に、技術者なら三角関数は必須の武器になります。
このため、学校で何を学ぶべきかは、人それぞれ生きる世界が異なるので永遠に議論される問題になりそうです。文部科学省に任せてしまいましょう。
一方で、親として子供の勉強と、どう向き合うべきか??
これは任せる訳にはいかない問題です。
今の考えは、子供が興味をもったものを応援する。子供が探求したいものを見つけたら、学校の勉強より優先して、その探求に時間を使って欲しいです。
その探求を深める事で世界は広がっていき、学ぶことが飛躍的に増えていくと考えています。学ぶ力、探求するが身につけば、将来は何とかなるんじゃないかなと楽観的です。
勉強しろと言うのではなく、もっと探求しろって怒る大人になってしまうのかもしれません。
うちの親は「いっつも探求しろ、探求しろ」ってうるせーんだよと言われてるかもしれません。
そう考えると、親が一番しなければいけないのは、黙って見守ることかもしれません。
親というのは大変だけど、考えることが多くておもしろいなあと日々思っています。
三歳の息子がどうなるのか??
日々の成長を楽しみしている今日この頃です。