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ついつい反論しないための思考法

· 講師の日常

人の意見を聴いたときに、条件反射で、これは間違っていると考えてしまう、ついつい反対意見を口に出してしまう人に向けて書いています。

 

お前には言われたくないわーと思ったかもしれませんが、私は正にターゲットのような人なので、この行動をしてしまう気持ちが痛いほどわかります。

 

この習慣に自分自身では気づいても結構たくさんいるかと思います。私も10数年前の新入社員研修で、良い所、悪い所を直球勝負で言い合うという研修で、悪い所に「違う考え方の意見を受け入れない」と言われて初めて気づきました。柔軟な思考の持ち主だと本人は本気で思っていたんですが、、言われてみると当てはまる事が多くて驚きました。

 

私もそうかもしれないと思った人は家族、友人、恋人などに聞いてみてください。人は相手を見て、無意識に思考している場合はがあるので、ある人からは受け入れていると言っても、ある人からは頑固と言われるかもしれません。

 

家族、恋人等の関係性が近い人に対しては、このように頑固になる可能性が高いと傾向があります。

 

このすぐに反対という思考は、一番の問題は思考停止に陥るところです。反対する言葉も、感情的な部分も多く、深いな気持ちにさせることにもなります。

 

この問題の解決が難しいのは思考の癖は気づいたら出てしまうからです。あっ、しまったと思った時には、口から反対意見の言葉が出終わってしまい後悔することが数多くありました。

 

この癖を知って10数年後に私にとっての解決策に巡り合いました。ずいぶん周りにはご迷惑をおかけしました。

 

毎度、毎度、ここブログに書いている「人は食べたもので出来ている。心は聞いた言葉で出来ている。未来は話した言葉で出来ている」からヒントが浮かびました。

 

「それもいいね。」とその人が話した後につぶやく。たったこれだけです。

 

人の意見を聴いて反射的に反対な気持ちになった時に、「それもいいよね」と小さな声でつぶやくことを始めました。

 

「それもいいね」と先に口にだすので、ついついの反対意見が口から出るのが高確率で防がれています。「それもいいね」で受け入れているので、頭ごなしの反論にもなりづらく印象も以前よりは良くなったはずです。

 

本当に反対意見を述べなければいけない時も、ワンクッション置いているので、冷静に回答ができると言う効果も感じています。

 

ついつい反対してしまう人は、ぜひ試してください。

 

「それもいいね」です。