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社長は孤独だ。社長には誰も本当の事を言わない。
もう少し付け加えるなら、社長の悪い部分について誰も言わない。社長になったら誰も苦言を言ってくれなくなる。
自分自身で自分の行動の善し悪しを判断するしかない。
しかし、人は忘れる生き物である。会社を左右するような大きな判断なら覚えているかもしれないが、日々発生する決断については記憶から抜け落ちてしまう。
何が影響したいたかが分からないと、その後の判断に一貫性がなくなってしまったり、自分自身の決断に自信が持てなくなってしまう。もし、日記に記録していなければ何が原因で社員が辞めたり、社内の雰囲気が悪くなっているのかが、つかめないと藻掻き苦しむことになる。
この決断の一つ一つを日記に記載しておくことで、その決断の後に大事な社員が辞めたことに気づく事もできる。もし、その決断が社長として、絶対にしなければならないものだったなら、その人が辞めたとしてもしょうがないと考える。
自分自身の判断の一貫性やその判断がどのように影響したかの確認のために、社長さんには日記を書くことを薦めている。