·
教育する時の注意点
3つの教育指針を説明してきました。
それに加えて、この3点を教育時に注意してほしいです。
1)指導とは、自分の価値観を押し付けることではない。
自分を物差しにしない。自分の常識(レベル)を常識と考えない。
⇒求めるレベルが高すぎると乗り越えられない場合がある。(人による)
⇒求めるうレベルは常に気にしながら、調整する。
2)イライラしない。感情のまま話さない。
ヒステリックに怒らない
イライラしない。八つ当たりしない。
バカにしない。けなさない。脅さない。
⇒部下が仕事ができないのは「課題」でしかない。
3)やれないままを放置しない。
あきらめない。嘆かない。見捨てない。無視しない。
⇒底上げが上司の役目。部下を見捨てる権限はない。
この3つの中で、教育する時に一番難しいのが1)の自分の価値観を押し付けることではないということです。
この意識をもてるかどうかが、後の2つのことが実行する上でのカギとなると思います。
自分の価値観を押し付けると、イライラするし、感情的になります。
そして、やれないままを放置してしまいます。
この部下は、会社を辞めてしまうと思います。
その部下だけが辞めるなら、まだいいかもしれません。
イライラした姿や、放置された社員を見ると次は自分がなるかもしれないと思います。
職場の雰囲気もどんどん悪くなってきてしまいます。
人間関係作りでも話にでましたが、部下は異なる考え方を持っていますが、仲間です。
この注意点を守れば仲間として接することができます。
教育だけではなく、人間関係つくりの観点からも注意をお願いします。