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高校での講演に想う

· 講師の日常

高校生に講演することで気付いた事。
・自分の掘り下げと自分の価値
・パフォーマンス(声の出し方、姿勢、話し方)
・普段接さない異世界にいく感覚
・やさしくて、笑顔の人になる。
・クラスの色は先生の色。
・50分間人前に立ち、自分というコンテンツを提供する大変さ。

 

高校講座は高校生に大人の本気を教える。

 

高校講座は高校生に教えにいくのだけれど、一番勉強になっているのは講師自身である。最初にこの言葉を聞いた時は、ふーん、という感じだった。大学時代に、塾で教えたり、家庭教師もしていたので、高校生に話すことでそこまでの学びがあるとは考えなかった。いかにわかりやすく、理解して貰うなどは勉強してきたし、特別何か大きなものが得られるという感覚を過去の経験からでは想像することができなかった。

 

実際に高校講座の依頼を受けて準備を始めた時に、これはなかなか難しい。深い学びになりそうだと感じ始めた。まず、テーマは自由にやっていい。自分が高校生に伝えたいことを伝えてください。それは単なる情報伝達ではなく、高校生の心を揺さぶって、行動したくなる、行動するを引き起こしてください。高校生は社会人と違って、面白くない話は容赦なく寝る。5分で寝るよ。

これはとんでもない仕事ではないか。高校生との真剣勝負だ。

 

そして、コンテンツは自分。50分間で自分というコンテンツで、心を揺さぶらなければならない。

 

答えがある問題ではないけれど、みなさんならどんな話をするだろうか?