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子供の電車の図鑑を読んでいてななつ星in九州の車両を見つけて、WBSにななつ星in九州のデザイナーの水戸岡さんが出演されていた時の事を思い出しました。
この電車は、とんでもない職人技術の結晶の芸術作品!!その他に数々の電車のデザインで知られている、、知らない人は↑のWikipediaで。
番組内でこの内装に対しての採算性(利益率)が良くないのではないかとの質問に対して。
正直に言うと、採算性は確かによくはないが、世界基準を満たしているものだ!!
今の日本は採算性(利益率の向上)を求めるがあまりに、世界基準に対して低いものを作ってしまっている傾向にある。
勇気を出して、利益率を下げても、世界基準のレベルの商品を作るようにして欲しい。
利益率が下がっても利用者が爆発すれば、波及効果による最終的な利益は莫大なものになる。
頭をガーーンと殴られたような衝撃でした。
この考え方を聞いて、すぐに浮かんだのが、浜松フラワーパーク理事長の塚本このみさん言葉(カンブリア宮殿に出ていたので、動画を見てほしい)。
損益分岐点ではなく、感動分岐点を越えたものに人は集まる。
効率主義にどっぷりつかって仕事をしてきた自分には深く突き刺さった言葉だった。
利益の追求によって、利益を得られないという一見矛盾したところに本質がある。力強い先達の言葉を胸に、これからの企業支援に取り組んでいきたい。