人材育成は多くの人が悩まれている思います。どのように教育を行うと人は成長するのか??プロジェクトリーダーに必要な教育方法を本日は紹介します。
全ての失敗を回避することがプロジェクトリーダーの仕事と勘違いしている人がいるかもしれない。しかし、それでは社員は成長しない。
大きな環境変化が起きた時に、チームメンバーはただ茫然とするだろう。
本当に強いリーダーは、チームメンバーを失敗させる。
その時こそが教育する、成長させるチャンスだと知っているから。
どんな失敗させるのかも計画に盛り込めたら、プロジェクトリーダーの教育力は完璧である。
人は通常は何かを与えても変化が乏しい。そのきっかけを与えるために失敗させるのだ。
また、失敗させ、内省を促すためにも、事前に、失敗する落とし穴を教えておくことも大切です。
そんなの教えて貰っていないと、聞いていないなど言い訳を言わせない為である。
ここまで準備万端にしたら、失敗しないのでは??と思うかもしれないけれど、不思議なことに、落とし穴を教えても、きれいに落ちていきます。
いつも、落とし穴を教えた後に、でも、教えを無視して落ちるよ、絶対にと言っても落ちます。
人は他人の体験から学ぶことが出来る人はごく少数の人だけです。
私も他人の体験から学ばないという失敗を繰り返して、やっと素直に学びに活かせるようになりました。
この理由は、自分のやり方がもっと良いに決まっている。もっと成果が出せるという自意識がでてくるのだと思います。
しかも、やる前に言ってくれれば助言もできるのですが、なぜか、失敗する人は黙って違うやり方をするんですね。
実は、自分もそうでした。この気持ちは理解できるわけがないという、思い上がりなんだろうと自己分析しています。
いつも恥ずかしそうに、本当に落ちるんですね。とやってくるチームメンバーに、俺もいつも言う事聞かずに失敗したからと言うようにしています。
そして、いつまでもその気持ちを忘れないようにしています。
そして、成長したメンバー達はどんなピンチも自分の力で乗り越えられる。
リーダーとしては頼もしくもあり、少し寂しい瞬間である。