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社長業とプロジェクトリーダ

· プロジェクトリーダの話

社員10人の社長は社長ではない。プロジェクトリーダーだ。

と厳しい言い方を「社員10人の社長講座」では掲げさせていただいてます。

失礼を承知で言っているんですが、社長としての仕事も大事なんですが、十分な情報を与えず、指示を出したままにしてしまったり、何でうまくできないんだって怒ってしまったり。一般的に社長らしいとされる振る舞いをしていると上手くいかない場合があると思います。

社長の未来に対する熱い想いも、上手く伝わってなかったりしてもどかしい日々をすごしているかもしれません。それでも大切な社員の為に、動いているのになかなか理解されなかったりと、すごく苦労されていると思います。

社長は1年先、3年先、5年先と未来に向けて会社をどうしていくかを考える仕事が大切です。しかし、社員の多くは日々の事に追われて、未来を見る余裕がある人は少数です。もどかしい気持ちはあるとは思いますが、社員達のスピードに合った、3カ月や半年ぐらいの近未来を考えていく事が重要かと思います。この時間軸の違いが、社長業とプロジェクトリーダー違いの1つです。

もう一つが会社より個別の一人一人を見ることです。会社の未来より、社員の未来、成長をどうするかという視点です。今いる10人の社員がどう育って欲しいかを考えて行動することが、10人の壁を越えるためのヒントになると思います。

社員が成長して管理職、リーダーとして動ける人材が現れてプロジェクトリーダの仕事をしてもらえて、初めて社長業に本腰を入れていけるかと思います。