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感謝日記の効果と注意点

目標達成日記では、他者への感謝の言葉を書くことをオススメしている。


私の意図は読み返した時に、感謝の暖かい気持ちを追体験できる。人は忘れる生き物なので、感謝のお返しが出来れば自分にとっての良い行動ができたという自己満足が得られるからです。

 

何か心理学的な裏付けなどがあれば、説得力がでるかと思いネットを調べていたら意外に複数の論文があった。日記って研究されてるのね。無知でした。17年間も書きながら、独学だったので。

都合の良さそうな研究論文をあさること30分。

 

筑波大学人間関係教授 「感謝するとwell-beingは高まるのか?」で発見した。

https://www.imsar.jp/pdf/imsar05/imsar_05_08.pdf

 

感謝感情を持つことではそれほどの効果は発揮されない(日本人は、アメリカ人はこれで十分発揮されるらしい。)。日本人は感謝と同時に相手に悪いことをしたという負の感情も同時に持つそうである。そのため、効果が低減される。その解決策として、感謝すべきことを時々思い出すことが大切(日記の読み返し)。このときにできる限り良かった方の感謝を強調して思うことが肝心だそうです。

 

もう一つが感謝の気持ちを相手に伝える。感謝行動と呼ばれる感謝感情を持ったあとに、動くことが重要です。この感謝を伝えることが日本人は苦手なようなので、ここがアメリカ人との差になっているのかもしれません。チップの国なので、感謝を行動に移す文化的背景があるのかもしれません。

 

感謝の気持ちを書いたときは、相手への負の感情を持たないようにする。感謝の気持ちを相手に伝えることが幸福感に繋がるので、積極的に感謝の気持ちを伝えましょう。です。